2007-01-01から1年間の記事一覧

’071230 よいお年を

今年最後の営業が終了しました。 初めてご来店の方、何度も来て下さっている方、多くのお客様と 「良いお年を!」とお別れしました。 年内のご挨拶や帰省ということでたくさんの方に会うことができました。 こんなにうれしい締めくくりがあってよいのでしょ…

’071228 なみだ

店を始めて無事に年が越せることへの感謝の気持ちをもてるようになりました。 昨日の澄みわたる青空と今朝から降りしきる雨のように、一年が過ぎていきました。 みなさん、ありがとう。 来年はさらにロカリテの空間に尽くして尽くして尽くす1年にします。 …

’071226 残すは5日

以前はインテリア系のショップに勤めていたので25日にクリスマスでピークを 向かえ、その後の慌しい撤収、そして年末年始に向けての入れ替え作業で 26日は疲れ果てていたことをいつも思い出します。 男性並み、場合によってはそれ以上でした。 そういえ…

’071223 merry!!

明日は休日のイヴだけどまさかの定休日。 敬遠しているわけではないです。かといって華やかなディスプレイを店内に施すこともなくて クリスマスを味わうには物足りない空間かもしれません。真っ赤なミロトンはおいしいです。 フラワースクールでspontanement…

’071220 椅子に帽子

猫に小判、のような響きです。 入って奥に年季の入ったカウンターがあります。このカウンターはうちで3代目。 私達と距離が近いのでなかなか座ってもらうことは少ないですが。 置いているカウンターチェアは昔、映画館の立見席用に使用されていた、と購入し…

’071219 きっかけ

カフェをやっていると、もともと業界のつながりのようなものがあるようにみられます。 私達の場合は飲食業界などの知り合いがまったくいなかったので、今思えばよくここまで 来たもんだ、と我ながら感心します。というより無謀です。 ただ自分達の力というわ…

’071218 簡単と困難

今年振り返っても工事をしていない日のほうが少なかったんじゃないかというのは 大げさな話じゃなく、また今日も店の前のアスファルトははがされ、歩行者は歩道 から外れるように誘導され、大きな音をたててる。 そして先日の日記にあるように裏の民家の取り…

’071215 煮込むこと

いよいよ寒くなってくると去年はどうだったっけ、ときまって毎年考えます。 そうすると煮込みプレートが好評だったことを思い出しました。 ポテごはんのポテも立派な煮込みなんですけれど。 食事のメインは夫が作ることが多いのですが、今回の煮込みは私が作…

’071214 古びた民家

今朝仕込をしていたら、途中まで下ろしたシャッターの隙間から人影が。 外へ出たらおじさん二人。 ついに来たか!と感づく私。悲しくも冴えていました。 ずばり、店の裏側にある民家の取り壊し決定のごあいさつ。 店の厨房の窓を開けると、すっかり枯れた木…

’071202 黄金の銀杏並木

朝の御堂筋、まぶしいほど見事な黄金色と青い空。 汚れた空気に変わりはないけれど、澄んだ空はいつもより高く見えます。 豊永さんの展示も本日で最終日。 『AASで行く移動動物園』、『YOSHiNOBU君のフェルト展』、そして『張り子展』。 嘗て店内に展示を…

’071129 かきくけコーヒー俳句

雨も降らず曇り空が続いています。 11月もあと2日。 朝の珈琲が染みます。 せっかくなので今日から始まった『琉球張り子展』の様子をご紹介しようと思います。 ロカリテに合わせて作ってくださった作品が届きわくわくしながら箱をあけ展示しました。 「か…

’071128 曇り空とカルタ

車の走り方や人の歩くスピードなんかから街がなんとなく 年の瀬に近づいている雰囲気を感じます。 ぼんやりとした空。 とろんとしたロカリテの空気。 明日から始まる琉球張り子の展示。 3階のポーポー屋さんが鳥かごに招いてくれました。 いつもそんな恩恵…

’071127 石橋を叩いて

渡る場合と、思いっきり突っ走ってしまう場合と。 極端な性格です。 文章を書くことは私にとって訓練に近い。 幼い頃から苦手なのです。 その苦手意識を少しでも克服するべく、店を始めてから ぼちぼちこういった場で書くのですが。 きどった文体なら、ばれ…

金木犀と別れ

金木犀の香りのする穏やかな日に実家の愛犬が亡くなった。 前に飼っていた愛犬は私が多感で不安定な時期を含む14年間 共にした。亡くなったあと、それまで大好きだった犬を 見れないし触れないというまさにペットロスとなってしまった。 その時も接客業を…

デミグラスソース

私達夫婦の共通点の中の一つとして『洋食好き』というのがある。 家族で今日はご馳走だよ、と連れられて行くような洋食屋。 私の家はまったく外食をしない家庭だったけれど。 以前、よく行く洋食屋が神戸と大阪にあった。 神戸は以前住んでいた時、新神戸方…

きっと秋のせい

造っては壊し、造っては壊し。 たまたまなのか、ずーっとなのかよく知らないけど 鳥かごビルの周りは、造る音と壊す音が聞こえない日 がない。 そうやって街は変わってゆくのだな、と思い 夏も終わろうとしていて、なんだか切なくなる。 そういえば、近頃の…

夏かしい思い出

夏真っ盛りうまれ。 特に大阪の暑さは堪えます。なのに夏が好き。 大人になってエチケットとして必要なお化粧。 本当はしたくない。 汗でじとーっとしても、ばしゃばしゃーってあの頃のように 洗い流したい。それがまた夏好きにはたまらなかった。 年々暑く…

日常であるよろこび

遠方からわざわざ。な、お客様も多いけど近郊の方が 日常の中で利用してくださるお客様がほとんど。 毎日毎日ビルのシャッターを押し上げ鳥かごの中へ、 ごそごそと仕込みなどを終えカウンターへ立つ。 日頃一人の時間を作るのは至難の技。お昼ごはんは会社…

蒼の思い出

中学生の頃、それが何度目かは定かでないけれど大人の間では『LEVIS 501』 ブームが到来していた。 この数年はあらゆる洋服のブランドがデニムをラインナップさせているけれど 以前は一般的にデニムブランドは限られていたもの。 で、『LEVIS …

洗濯マニア

家事は立派なお仕事、無休です。しかしながら私にとっての家事は趣味。 幼い頃から好きなことを集めていくと、 「あらあら全て家事じゃない!」と一人暮らしを始めた時に気づいたのです。 とはいえ、一応私も働く女性に分類されるわけで、限られた時間の中で…

とり

ロカリテが入っている古いビルは通称「鳥かごビルヂング」。 まだこのビルに来たことのない方に説明すると、ちょうどロカリテがある 2階に昔テントが張ってあったであろう骨組みだけが残っており、それが 鳥かごに見えることから名づけられたもの。 このビ…

梅の季節

梅雨に入りました。 改めて日本の四季ってすばらしい。 ずばり春夏秋冬に当てはまる気候よりも、その狭間にあるあいまいな 時期の方が長いのではとおもいます。 そしてそのあいまいさがまた日本らしく、昔の日本人はまたそのあいまいな 日本をうつくしく言葉…

どこかの森

「森」という響きに惹かれます。 山、林じゃなくて森。 この写真はどこかの森へ迷い込んだように清清しい。 実はコレ、いつも仕入れに行く朝採り野菜。 こんなにしっかりとした葉と鮮やかな緑、新緑のようです。 これを袋から出して詰まっていたストレスを開…

s o U p とは

スープがすき。 なぜなのだろう。 作る人、作る相手、そのときにある素材、キモチによってもさまざまだし たくさんの種類があってどれもがホッとするおいしさだからかな。 素材ひとつひとつの形をみて、皮をむきちょうどいい大きさにカット。 完成をイメージ…